第37話「宿命の出会い」

 サイド6。
アムロはにわか雨に見舞われた。
 雨宿りに軒を借りた家のテラスに一人の印土人少女がいた。
雨にけぶる湖を見つめている。
「かわいそうに…」
「えッ…?」
 少女の視線を追うと、一羽の白鳥が湖面に落ちていくのが見えた。
白鳥の死を悼んでいるのか。
「あの鳥…好きだったのかい?」
「美しい物がきらいな人がいて?」
「儂はきらいじゃ」
おちゃめなアムロ。
ララァ豹変。
 額のビームランプからエメリウム光線発射。
光線がアムロの額を貫いた。


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